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テストの花道、センター試験1週間前

NHK教育テレビの「テストの花道」(月曜6:55PM〜、再放送土曜9:25AM〜)は、所ジョージさんとTOKIOの城島くんが顧問をする「勉強クラブ(略して「ベンブ」= BENBU)」の部員たちが大学合格をめざすという、受験応援番組です。10日の放送ではセンター試験まで1週間を切ったということで、「受験直前!失敗防止策スペシャル」と題して、本番1週間前の過ごし方を紹介していました。

先輩受験生の体験談や失敗談をいろいろ紹介していました。結論としての格言は「実力を発揮するなら普通どおり」
新しい事はやらないほうがいい、ということです。

たとえば苦手科目を最後に集中的にやりすぎて肝心の得意科目の勘が鈍ったという失敗例。合格した先輩たちは、基礎をまんべんなく見直すこと、を勧めています。実践をしながら、まちがったところの基礎を見直すのがよいようです。
親にも変わった事はしてほしくない、と言っていましたが、試験前にトンカツなどのカツ類を食べ過ぎて胃もたれになった、親の出すハーブティーを断れずに飲み過ぎて体調不良、など食事に関する失敗例は、どれも良かれと思い普段と違うことをしたから。不安を感じる新たなことには断る勇気も受験生には必要です。

時計は必需品だと言っていましたが、これについては当研究室テキストの「入試前の心得」にも書いています。実は研究室の受験生で過去にこれで失敗した人がいます。わざわざ新品の時計を買って持っていったのに1時間遅れていて、それに気づかず、デッサンで実力を出せなかったのです。第一志望の国公立は不合格となり私立大に行きました(ただ、その人は後日談として、東京芸大の大学院へ見事合格しました)。
他にも単純に時計を忘れていって時間が分からなかった人もいましたが、わからない分、デッサンを早め早めに進めて、今までで1番充実したデッサンに仕上がったという、怪我の功名の人もいます。でもとにかく、テストには時間配分がとても大事なので、時計は必ず持っていきましょう(ケータイは使えません)。

本番で注意することとしては、マークミスが一番に上がっていました。途中でマークがずれている事に気づいたら焦ってしまいます。絶対に避けましょう。対策としては大問1問ごとにチェックする、ということ。また、わからない問題にもとりあえずどれかマークしておいて、後で見直すという印をつけて先に進む、そうして空白の問題を作らない事でマークのズレを防ぐ、というアドバイスもありました。
あと、トイレの場所を確認しておくことも大切、ということでした。

また、受験当日の用意として、1、会場までの道のりを調べておく。2、試験会場で勉強する専用ノートを作っておく。3、軽食を持参。4、体温調節できる服。5、下痢止め。を上げていました。

これらを参考にして、受験生はこの時期、そしてセンター本番を乗り切っていきましょう。試験1週間前の鉄則、それは「普通どおり」です!(n.m.)

# by matsuo-art | 2011-01-11 22:23 | TV  

謹賀新年2011

明けましておめでとうございます。
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# by matsuo-art | 2011-01-01 01:14 | その他  

宮島達男「Time Train」/コム デ ギャルソンSix

心斎橋のコム デ ギャルソン2階にあるスペース「Six」で、宮島達男氏の「Time Train」が展示されています。
客車に詰め込まれたカウントダウンされていく青いデジタルカウンター、それを模型の汽車が運び、暗闇の中を走り続けるインスタレーションです。明滅するカウンターの光は、美しくもはかない。
ナチスによるホロコーストを題材にしたこの作品、2008年にドイツで発表され、日本では初公開です。
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展示が始まって1週間後に私が行ったときは、テクニカルな問題で汽車は動いていなかったのですが、こちらでは動いている展示の様子が公開されています。また、ウェブマガジンopenersでは宮島氏のインタビューが掲載されています。

走らせている模型はもともと長時間の運行を想定した作りではなく、ましてやガジェットを積んで重くなっていて、五日間は走っていたものの、壊れてしまったそうです。実際に第二次大戦時に使われていた汽車の模型で手に入りにくいものですが、たまたま輸入代理店が関西にあったので、急いで取りに行っている、ということでした。もちろん今はちゃんと動いていることと思います。

スタッフさんの計らいで汽車が止まっている状態でもカウンターは明滅していたので、近くでじっと見つめるという本来出来ない事ができましたが、やはり実際に走っているところも観たい。会期までにもう一度行こうと思っていたのですが、気がつくと会期終了も迫ってきました。

会場のSix(第六感を意味する)は、コム デ ギャルソンの川久保玲氏によって昨年オープンしたアートスペースです。欧米にはこうした美術館でも画廊でもないスペースを非営利団体が運営している例はありますが、こうして1企業によって営利を無視して(無料で入る事ができる)運営されている例は少ないのではないでしょうか。それが関西に存在しています。

実は六甲アイランドにある「神戸ファッション美術館」が立ち上げの時に企画していたのが、川久保玲選考による現代美術展だったという話を聞いたことがあります。ブルース・ナウマンなど国内ではあまり紹介されていない作家が含まれている興味深い企画だったと思いますが、震災によって美術館自体の立ち上げが延期され、企画も消滅してしまったようです。
その埋め合わせをするかのようにコアな現代美術を発信しているSix、今後も注目していきたいと思います。(n.m.)

宮島達男 「Time Train」展
会期|2010年11月3日(水・祝)~12月29日(水)
会場|Six
大阪市中央区南船場3-12-22心斎橋フジビル2F(入り口はショップとは別です。)
Tel. 06-6258-3315
営業時間|12:00~19:00、定休日|月曜(月曜日が祝日の場合は営業)

# by matsuo-art | 2010-12-16 22:02 | 展覧会  

「和田淳作品集2002-2010」

和田淳氏のアニメーション作品集「和田淳作品集2002-2010」がCALFのWebショップで販売開始していたので、早速、購入させてもらいました。
わがままを言ってサインをお願いしたら、特別に一筆描いてくれました。
和田君、どうもありがとう。
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ところで、このDVDに入っている最新作「春のしくみ」には亀と(へんな)カエルが出てくるのですが、亀も、カエルも、うちで飼っています。

カエルはもともと娘が小学生の時に飼いだして、亀は今年になって息子が飼いだしました。カエルはたくさんいた時期もありましたが、今は、あまがえるのマリーと、殿さまがえるのトノの2匹だけです。
マリーはオタマジャクシの時から飼っていて、もうかれこれ6年になります。トノはそろそろ冬眠です。アカハライモリも4匹いますが、今はすべて息子が世話しています。

「春のしくみ」は”春のうずうず感を表現しました”と解説にありますが、独特の”おかしさ”を持った作品です。息子にはまだ観せてないですが、観たら喜ぶだろうなあ。(n.m.)

# by matsuo-art | 2010-12-14 20:21 | 映画  

ノダマキコさん「キラリ、パーツ」展

先週、ちるみゅー(篠山チルドレンズミュージアム)でマスダマキコさんとワークショップをしていたノダマキコさんが、今日から東灘区のカフェで個展をしています。
ノダマキコさん「キラリ、パーツ」展_f0189227_13215734.jpg

 「キラリ, パーツ makiko noda solo exhibition」
 会期:2010/12/11/土 - 12/30/木 am9:00-25:00
    ※最終日12/30(木)は、18時までです。
 会場:caffe NEUTRAL(カフェニュートラル)
 〒658-0051 神戸市東灘区住吉本町2-1-17
 TEL:078-811-8607 

ノダさんは当研究室を卒業して成安造形短期大学に進学後、現在イラストレーターとしてアパレル関連などの企業広告、パッケージ、ステーショナリー、書籍などで幅広く活躍されています。イラストレーターの仕事に興味のある人は是非行ってみてください(カフェですから、何か注文してください)。
カフェニュートラルのHPをチェックするとご本人の在廊予定日もアップされるかもしれません。
また、期間中にはデコパージュのワークショップを行うそうです。(n.m.)

# by matsuo-art | 2010-12-11 13:19 | 展覧会