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アゲハチョウの羽化 2019 その1

スダチの鉢植えにアゲハチョウの幼虫が見つかったのは5月 初旬。以前にもこの鉢植えにアゲハの幼虫が住み着いたことがありこのブログにも書いたが、その時は葉っぱを全部食べられて枝だけの丸裸になった。スダチにとっては苦難だが、それを乗り越えて今年はたくさんの葉が付いていた矢先のこと。でもまあ仕方ない、アゲハチョウに葉っぱをあげることにした。

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アゲハチョウはスダチなどの柑橘類に卵を産む。キアゲハはセリ科の植物、モンシロチョウはキャベツ、というように食べ物を決めて棲み分けているのは自然界の面白いところ。以前にはパセリにキアゲハの幼虫が住み着いたこともある。

卵からかえった幼虫は5齢まで脱皮しながら成長し蛹になる。1~4齢までは鳥の糞に擬態しているが、5齢になると一転して緑色のイモ虫に変わる。 5/27(月)には5齢の緑色の幼虫が7、8匹いて、4齢までの小さな糞状の幼虫も7、8匹いた。2回に分けて卵を産みつけられたようだ。

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緑のイモ虫になった5齢の幼虫と、糞状の3齢か4齢の幼虫。
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5齢に脱皮したての幼虫が、自分の抜け殻を食べているところ。

5/28(火)には1匹が場所を移動して前蛹化しているのを確認。コゲ茶色に塗装された金属部分に陣取り、翌日にはコゲ茶色に擬態した蛹へと変わった。蛹はその場所に合わせて色を変える。かつては陣取った葦簀に合わせて茶色の縞模様になっていたこともあったので驚きである。

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前蛹化の幼虫。まるまって動かなくなる。
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次の日には蛹化。周囲の色に合わせて茶色に擬態。

ところが蛹化したその1匹以外の幼虫が見当たらなくなった。緑にまるまる太ったのがあと6、7匹いたはず。2匹ほど移動している最中なのを目撃したのでどこかで蛹化しているのかと探したが見つからない。おそらく鳥にでも食べられてしまったのだろう。自然界では一般的なことなので仕方ないが、こちらとしてはスダチの葉っぱをたくさん提供しているのだから蝶にまで成長してもらわないと困る。そこで残りの幼虫を保護してプラ ケース等で飼うことにした。

6/4(火)には室内のプラケースに7匹の幼虫(うち1匹はフン状)を保護。しかし第3弾の産み付けがなされたようで、スダチの鉢植えに小さめなイモ虫たちがまだ7匹もいた。これでは葉っぱが足りない!ということで、妻の実家にあるスダチの木から葉っぱを持ち帰って供給することにした(最終的に3回ほど取りに行った)。

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プラケースに移動して保護。たくさん食べてたくさんフンをする。


6/9(日)の昼前には茶色蛹の頭部分が透き通っていたのでもうすぐ羽化か、と思いながら夜に帰宅して確認するとすでに羽化済み。もぬけの殻になっていた。しかしそのとき近くの手摺り下側に、緑色の蛹があることを発見。今まで全く気がつかなかった。

6/11(火)午前10時半頃、その蛹が羽化してるところに遭遇。11時過ぎに飛び立ちました。実はこの蛹、第2弾の幼虫のうち1匹が行方不明で保護できてなかったので、その幼虫が蛹になったものかと思っていたが、蛹化時期から茶色蛹と同じ第1弾の仲間だったことが判明しました。

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室外の2匹が羽化したので、残りは室内で保護した13匹となりました(n.m.)


by matsuo-art | 2019-06-19 15:25 | 自然