<   2013年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

 

「國府理 未来のいえ」西宮市大谷記念美術館

先日の日曜日に、西宮市大谷記念美術館「國府理 未来のいえ  OSAMU KOKUFU:COSMOSPHERE」展に行ってきました。
京都市立芸術大学大学院彫刻修了の國府理氏は、自動車、自転車、バイクなどの乗り物をモチーフとした立体作品で注目されている作家です。最近特に精力的に発表されているように思いますが、数ヶ月前には、当研究室すぐ近くの高架下、モトコーのスペースでも作品展示されていました。
f0189227_382156.jpg

f0189227_384719.jpg

f0189227_39512.jpg

プロペラが付いた自動車や自転車など、実際に駆動するという作品群はどこかノスタルジックな趣で、宮崎駿氏のアニメに出てくる乗り物を連想させます。かつて宮崎氏が歴史の中で淘汰された乗り物たちへの愛着を語っていたことを思い出しましたが、決して大量生産されることのないこれら作品の中にも実は、淘汰されてしまったものに潜む可能性があるのではないか、そのようなものを掘り起こすイマジネーションの実験のようにも見えました。
f0189227_39374.jpg

f0189227_310241.jpg

作品の置かれ方が美術館の展示室とうまく合っていると思ったのですが、それぞれの作品サイズに合った空間、壁に取り付けられた自転車の効果的な展示、動物に模した作品(イメージ性が勝ることで他の作品より弱く見えてしまいそうな)を照明を落とした暗い部屋に置くなど、展示の工夫も感じました。
f0189227_3102559.jpg

f0189227_3103642.jpg

「水中エンジン」は、タイトル通り水中で車のエンジンを稼働させる作品ですが、トラブルが発生した様子で、作家ご本人が水を半分抜いて調整をしているところでした。30分くらいで治りそう、ということなのでもう一周して戻ってきたら動いていたので、修理の様子と稼働の様子と両方見ることが出来たという意味では得した気分。
この「水中エンジン」や展覧会タイトルにもなっている「未来のいえ」のような植物を使った近年の作品は、3.11以後の環境問題も想起させます。
展覧会は7月28日(日)まで、です。(n.m.)
[PR]

by matsuo-art | 2013-07-18 22:06 | 展覧会  

アゲハ蝶 羽化

蛹化していたアゲハ蝶、最初の頃は薄い黄緑色だったのですが、1週間経って、上部が黒くなってきました。そして中が透けてきて、羽の模様も見えてきました。

7月16日
f0189227_10583338.jpg

7月17日
f0189227_10584469.jpg

今日ぐらいに羽化するかな、とも思いながら、あまりにも黒くなってきたので心配になりネットで調べているうちに、気がつくと、蛹から蝶が抜け出していました。朝の9時45分頃です。
ほんの少しの隙です。素早い!羽化する瞬間は見ることが出来ませんでした。
f0189227_10595653.jpg

f0189227_1102154.jpg

f0189227_1105941.jpg

f0189227_1113076.jpg

プラケースの壁に取り付けた網にしがみついてくれましたが、横に移動してガムテープで足を滑らせたり羽が倒れて不安定になったり。
f0189227_11154088.jpg

もともと低い位置に陣取っていたので羽が土に付きそうになったりもして、見ているとハラハラしましたが、羽化して2時間後の11時47分に羽を広げて飛び立っていきました。(n.m.)
f0189227_1115789.jpg

f0189227_112159.jpg

[PR]

by matsuo-art | 2013-07-17 20:37 | 自然  

アゲハチョウの飼育 幼虫 蛹

ベランダのすだちの木にアゲハチョウの幼虫を発見したのは6月25日。そのままではすだちの葉っぱがすっかり食べられてしまいそうなので、プラスチックケースに移して飼うことにしました。
発見したのはこの状態。2玲かな?アゲハチョウの幼虫は最初、鳥の糞に模した擬態をしています。
f0189227_12533087.jpg

ケースの中では定位置をキープ(6月28日)。
f0189227_12535353.jpg

大きな糞になったなあと思って見ていたその日の午後には、緑色の芋虫に変身(7月1日)。
f0189227_12541689.jpg

一度、少なくなった葉っぱから下の土に降りてうろうろし出したので、蛹化する場所を探し出したのかもしれないと、木の枝や板を置いたら、枝につかまってじっとし始めた。でも、試しにすだちの葉っぱを足して置いてやると、むしゃむしゃと食べ始めた(7月6日)。
f0189227_12553629.jpg

f0189227_12554654.jpg

ほとんど完食した後、また枝に行ったのですが、
f0189227_12565891.jpg

実際に蛹化する場所に選んだのはプラスチックケースの壁!そこにしたのかーという感じ。
プラスチックケースの壁だと羽化した蝶がつかまるところがなく、落ちて死んでしまうそうなのです。
でも、前蛹化としてしばらくじっとした後、そこで夜中に下を向いて糸を吐き始め、蛹化を開始しました(7月8日)。
f0189227_1259143.jpg

翌日7月9日にはしっかりとした蛹のかたちになっていました。プラスチックケースの色に合わせて薄い色になっていますね。やはり擬態でしょう。昨年のキアゲハの蛹も、蛹化した場所によってそれぞれ違う色でした。
f0189227_12592073.jpg

羽化には7日~10日くらいかかると言います。それまでに羽化した蝶がつかまれるような網などの施しをしておかなければいけません。(n.m.)
[PR]

by matsuo-art | 2013-07-11 12:59 | 自然