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藍染め体験

大阪・能勢で草木染めの工房「染めどころ ゆう」を開いておられる染色作家山本有子さんの元を訪ねました。
最近わたしは、模様や図案、特に和模様から着物に興味があり、染色のことがとても気になっていました。そんな時に友人からの誘いがあり、藍染めを体験させていただきました。すこし長くなりますが、染める工程を写真で紹介します。

『藍の生葉染め』を教えていただきました。
藍は3月頃種を蒔き、ちょうど今の時期、7月の終わりからから刈り取りが始まります。通常刈り取られた藍は、葉だけを乾燥させ、秋になる頃水を売ち数ヶ月かけて発酵させられ「すくも」という染料になります。すくもになるには大変な手間と労力と愛情が必要だそうです。生き物のように大切に育てられるそうです。
今回のように生葉の藍を使った染めは、夏の時期にのみ染めることができます。「すくも」で染めた色は、濃い群青色になります、生葉での染めは、青空のような透明感のあるセルリアンブルーに染まります。
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日本の藍はタデ科の植物です。
山本さんの自家製の藍で、工房裏の畑で藍を育てておられます。
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摘み取った藍を、葉と茎に分けて、葉だけをミキサーに入れ水を加えて細かく砕きます。
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ネットで濾します。少しとろみがあり泡だった濃い緑はまるで抹茶のようでした。
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予めぬるま湯につけて糊をぬいたシルク布(スカーフです)を藍の絞り液に浸します。
その間空気に触れないように、染み渡るように指で柔らかく揉み込みます。
浸す時間で染まる色が変わります。わたしは少し濃い目をめざし、3分間ひたしました。
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空気にさらします。酸化させることでほんのり青みがかかります。
この日は梅雨も明けて青空の広がるからっとした日和で、こういう日が藍染めには最適なのだそうです。
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流水に晒すと、すっかり鮮やかな青に。
水の中で変わっていく姿が、なんとも言えず美しいです。
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わたしが染めたスカーフ。
左が「すくも」藍、右が生葉の藍です。「すくも」でも染めさせて頂きました。
どちらも深みと透明感を合わせ持った青です。

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工房の前に広がる能勢の棚田です。
この日友人が山本さんが藍の生葉で染めた着物を着ていました。
穏やかな青は、静かな変化に富んでいて、人の肌にとてもよく合っていました。

藍のことを「ジャパン・ブルー」と呼びます。あのサッカー日本代表チームのユニフォームのジャパン・ブルーの愛称も、この藍の名前が元になっているそうですよ。
(y.m)
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by matsuo-art | 2010-07-24 00:00 | 工芸  

3人展「絵画のたのしみ」@ギャラリー白

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研究室でも一学期の最終講評が終わって、いよいよ夏ですね。

7月26日(月)から8月7日(土)まで、大阪・西天満のギャラリー白で「絵画のたのしみ」展という展覧会に出品します。(午前11時〜午後7時/土曜は午後5時まで、日曜は休廊)
善住芳枝さんと渡辺信明さんとの3人展という形です。僕は油彩の大作1点とアクリルやクレパスで描いたドローイング作品を数点展示します。暑い時期ですが、もし近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

僕の在廊日と時間は、

7月30日(金)午後2時〜
7月31日(土)午後3時〜
8月3日(火) 午後1時〜
8月4日(水) 正午〜
8月7日(土) 午後3時〜

ですが、もし僕がいないタイミングで来られても、遠慮なく入って観ていってください。画廊という場所は慣れないとなかなか入りにくい場所かもしれませんが、どうぞご遠慮なく。画廊のお兄さんやお姉さんも暖かく(あるいはクールに)迎えてくれると思いますよ。

大阪・西天満は、大阪市庁舎や裁判所、中之島の図書館や中央公会堂の近くにあり、ギャラリー白のような現代美術を扱う画廊のほか、書画骨董の店もたくさんあってなかなか雰囲気のあるエリアです。僕の好きな大阪市立東洋陶磁美術館も近くです。また少し距離はありますが国立国際美術館も歩いて行ける範囲です。もし時間(と体力)が許せば、そうした場所を巡ってみるのもいいと思います。

では今年も暑くなりそうですが、皆さん元気に充実した夏を過ごしましょう。(Y.O.)
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by matsuo-art | 2010-07-19 20:47 | 展覧会  

本日放送の『東京カワイイ★TV』

以前にもこのブログで紹介した松浦由美子さんからお便りが届きました。

「7月18日(日)23:30〜の放送のNHK総合『東京カワイイ★TV』の“Myカワイイコーナー” に作品を載せて貰うことになりました。
番組最後のコーナーなので映るのは数秒ですが、良かったら見てください。
カワイイTVのサイト内コーナー「Myカワ祭り」にも載ると思うので、よければ投票お願いします。」

Y先生の友人でもある松浦さんは、武蔵野美術大学映像科出身の作家です。学生時代に作っていたクレイアニメーションを展開させて、現在は立体作品および立体イラストレーション作家として活動しています。
学生時代のアニメーションは研究室でも何度か上映してきましたが、今年度もどこかで機会があれば上映しましょう。

ということで、本日の夜放送のNHK『東京カワイイ★TV』、チェックしてみてください。(n.m.)
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by matsuo-art | 2010-07-18 15:20 | TV  

元町映画館、8月21日オープン!

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松尾美術研究室から目と鼻の先と言っていい、元町商店街(元町4丁目)の中にミニシアターが誕生します。その名も「元町映画館」。

ここは研究室でもモチーフ調達などで良く利用していた100円ショップのあった建物です。その100均が無くなって、その後何やら工事しているなーと、通りがかるたびに見てはいたのですが、まさかミニシアターになるとは思ってもいませんでした。

そして何よりの驚きは、その支配人が僕の大学時代の同級生なのです!

テレビのニュースでそのことを知り、早速元町映画館のウエブサイトを見てみると、映画愛好家たちが手作りで作り上げた映画館であるとのこと、本当にいい映画を新旧にこだわらずに上映していきたいとのこと、以前は地域の中に必ずあった文化的な(非商業主義的な)場所がどんどん姿を消していく中、あえてこのような映画館を運営していくことで地域社会に貢献していきたいとのことなど、素晴らしい心意気ではないですか!

近日上映のラインアップを見てもなかなか渋いところが揃ってます。観たいと思っていた「トロッコ」が上映第1弾というのも嬉しいですが、ポルトガルの大巨匠マヌエル・ド・オリヴェイラ監督の近作が2本も近日上映予定です。今後も期待できそうですね。

関西でこのようなスタンスで運営しているところでは、大阪・九条のシネ・ヌーヴォや大阪・十三の第七藝術劇場、京都・東寺の京都みなみ会館やCOCON烏丸の中にある京都シネマなどがすぐ思い出されます。これらの映画館はかなり積極的に特集企画を組んで、滅多に観られないが非常に重要な映画の紹介に努めていて、僕も注目しているのですが、京都シネマ以外はちょっと場所的に行きにくいのですね。神戸では、新開地にある神戸アートビレッジセンターもがんばっていると思うのですが、やはりここも行きにくくてあまり利用できていません。以前、三宮駅前近くに名画館があって僕もたまに行っていましたが、ミント神戸が建つ頃に無くなってしまったような気がします。

世界には素晴らしい映画がたくさんあります。デジタル技術を駆使した娯楽大作もいいのですが、大手の映画館では上映されず、小さな名画館でたまにひっそりと上映されているもののなかに、観たものを深く感動させるような芸術性の高いもの、世界の有様を鋭く切り取る先鋭的なもの、一過性のものではなく世代を超えて観られていくような映画が多いのは確かです。今はそうした作品もかなりDVD化されるようになってはいますが、そうしたDVDはやはりマニアのためのもので価格も高いし、すぐに廃盤になるし、レンタルショップなどでもあまり置いていないので、やはり目にする機会は限定されてしまうのです。これは人生的損失と言えるでしょう。

元町映画館の様にすごく行きやすくて、こんなに良質な映画を紹介する場所ができたのはほんとに貴重なことです。末永く続いていくよう願っていますし、僕なりに応援していきたいとも思います。(Y.O.)
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by matsuo-art | 2010-07-15 11:39 | 映画  

サッカー、髪型理論

サッカーには「髪型理論」という法則があります。その時その人に似合っている髪型をしている選手は、実力を出し切ってしっかりと結果を残す、という優れた理論です。何を隠そう、これは私がかってに唱えているジンクスですが、とどのつまり、勝負事の前に髪を切りに行くなどして身辺をシンプルに整えるとよい、また、そうしたことができる心の余裕と客観性を持つとよい、という教えでもあります。

この理論によると、原則としては長髪よりは短髪のほうがよいのですが、長髪でも似合っていればかまいません。でも前髪は短い方が良くて、前髪で眼や眉毛を隠しがちになるのは内向的で良くありません。そして、ぼさぼさ頭などはもってのほかです。

日本代表の試合前、髪型理論的には当然、岡崎君がやばい、と思っていました。私も散髪に行くのは億劫な方なので人のことを言えた義理ではありませんが、彼は髪を切りにいく、という性格では全くなさそうですし、オランダ戦でシュートを外してましたし、デンマーク戦前に私が代わりに切りにいこう、と思っていたのです。でもうっかり忘れたので、まずい、と思っていたら、彼は少し前髪を切ってきたように思います。それで1点、入れることができました。

それでも、まだぼさぼさではあったので、パラグアイ戦前には今度こそ岡崎君の分までちゃんと散髪して、応援したのです。
でも、駒野選手は盲点でした。

駒野選手の髪型は若干ぼさぼさしていましたが、前髪は短く、おでこも見えていたので大丈夫だと思っていたのです。でも、やはりW杯というレベルの高い舞台、他のメンバーのように(パラグアイ戦前に何人か切ってきたと思う)さらにスッキリ切っておく必要があったのかもしれません。私は彼の分までもっと短く切るべきだった!

例えば松井選手は日本に帰ってきていろんな番組に出ていますが、彼は今回、とてもかっこ良く似合った髪型(ひげも含めて)をしていますね。昔は前髪を長くして若干鬱陶しい髪型でした。本田、長友、川島は短髪でかっこいいし、遠藤、トゥーリオ、中沢は長髪ながら似合ってます。皆さん活躍しました。俊輔は、今回、前髪が長かったかなあ。
余談ですが、川島君は南アフリカで2千円で散髪して、仲間内では”角刈り”と揶揄されてたそうです。

古いところでは、三浦カズ氏が日本人で初めてセリエAに出場したときも珍しく長髪にしていて、いきなり相手ディフェンスの頭と接触、顔面を強打して交代、一ヶ月の戦線離脱ということがありました。中田英寿は常に短くかっこ良かったのですが、引退前の髪型は、後ろ上部にふくらみのあるソフトモヒカンだったのがちょっと嫌らしいバランスで、力を出し切れなかったように思います。

この理論、勝負事全般に適用できますので、受験でも、試験日の10日〜1週間くらい前に、一度すっきり散髪しておくことをおすすめします。

そうそう、岡崎君と似ていると世間では言われている中山ゴン氏は今、超短髪でかっこ良く、私も二人が似ていると思っていたものの、全然違うやん!と今回思った次第です。(n.m.)
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by matsuo-art | 2010-07-09 01:00