<   2009年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

 

横尾忠則「魔除猫」

f0189227_254980.jpg

魔除猫(まよけねこ)です。

これは「冒険王・横尾忠則展」で販売していた300円の「横尾ガシャポン」で当てたもの。展覧会場を出たミュージアムショップの最後に置いてあって、小銭がなかったので両替してもらってやりました。横尾忠則がデザインした魔除猫、大仏猫が白、赤、銀など数種類のカラーバリエーションで入っていました。

白地に黒ブチのこの魔除猫はシークレットです。1000円札を両替するときに「1回分でいいですか?」と聞かれたので「はい、」と答えたのですが、確かに1回まわして出て来たものを手に取ると、もう何個か欲しくなりました。でもシークレットだったし「はい、」と言った手前もあり、1回で我慢しましたが。

自宅にかざっていて、高いところから見守ってくれています。入試も佳境に入り、25日からは国公立も始まります。先の明石高校美術科入試では3名の受験生全員が合格しました。これから入試に挑む受験生も、自分がいままでやってきたことを信じ、しっかり力を出し切ることを考えてがんばりましょう。魔除猫も見守っています。(n.m.)
[PR]

by matsuo-art | 2009-02-19 02:10  

新日曜美術館「岩佐又兵衛」

NHK新日曜美術館は岩佐又兵衛の紹介でした。又兵衛という人については、洛中洛外図屏風の名品「舟木本」の作者という説もある、というのが私の認識でしたが、今日の放送では、現在ではほとんど又兵衛の作だと承認されている、という扱いでした。日々、研究が進んでいるのですね。

この舟木本は当時の風俗が活き活きと描けていてかっこいい絵なのですが、実物はまだ見たことがないので、一度見てみたいと思っています(東京国立博物館蔵)。たくさんの人の姿が精緻に描かれているのですが、私が最初に惹き付けられたのは祇園祭で大きな幌をつけて寺町通りを練り歩く、このユーモラスな姿です。
f0189227_1263471.jpg

ゲストのお一人はMIHO MUSEUM館長の辻惟雄さんでしたが、辻さんはその著作「奇想の系譜」や「奇想の図譜」で、当時まだ日本美術史の傍系としてあまり注目されていなかった岩佐又兵衛、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪らを積極的に研究し、紹介された方です。たとえば今では日本の文化としてマンガ、アニメが堂々と語られますが、又兵衛、若冲、蕭白、蘆雪らは、そのマンガに通じるような作風(題材や空間性)ゆえに美術史の端に追いやられていた作家たちです。そうした作家を紹介した辻さんの著作は、我々世代の美術家に大きな影響を与えていると言えるでしょう。

今日の番組での私の発見は、山種美術館蔵の重要文化財『官女観菊図』。構図といい、描写といい、墨の色合いといい、なかなか惹き付けられるものがあります。
それと、又兵衛は戦国武将の子だったのが織田信長に一族郎党皆殺しされたという壮絶な経歴なのですが、又兵衛2才の時に謀反を起こしたその父、荒木村重は私が以前住んでいた伊丹市の、有岡城主だったというのも驚きでした。(n.m.)
[PR]

by matsuo-art | 2009-02-15 21:27 | 美術  

京都市立芸術大学 作品展

京都市立芸術大学デザイン科4回生の学生3名から連名で、京都市立芸術大学作品展の案内が届きました。

  ●日時:平成21年2月11日(水・祝)〜15日(日)
       9:00a.m.〜5:00p.m.(入場は4:30p.m.まで) 入場料:無料
  ○第1会場 京都市美術館(本館 左京区岡崎円勝寺町124)
  ○第2会場 京都市美術館(別館 左京区岡崎最勝寺町13)
  ○第3会場 京都市立芸術大学(西京区大枝沓掛町13−6)
f0189227_0294820.jpg

通常、芸大美大でこの時期催される「卒展」は、卒業する4回生・院2生だけが出品、展示するものですが、京都芸大では毎年、学生全員(約700名)が出品する作品展(卒展を含む)を開催しています。これは京都芸大の面白いところで、学生は1回生の時から外部で展示する体験を持つことができるわけです。

私が在籍していた頃は「制作展」と言っていましたが、1回生の初めての制作展、皆で遅くまで大学に残り、高ぶった気持ちで制作したことを思い出します。あの頃は京都市美術館の1会場のみでしたが、今は美術館2会場と大学キャンパス(いわゆる学内展)の3会場になっています。

今年卒業の4回生が受験したのは2005年度入試。この年は当研究室から過去最高の8名が合格しました。他の学年も含めると22名の当研究室出身者の作品が展示されることになります。結構、多いですね。この時期は入試の追い込みで忙しいので毎年作品展を見に行く時間がないのですが、今年は行ってみようかな、とも思います。

京都芸大に限らず、芸大美大を志望している人は受験する年には作品展や卒展を見に行くことはできないので(推薦入試などで入っていたら別ですが)、高校1年、2年のうちに行っておくと良いと思います。(n.m.)
[PR]

by matsuo-art | 2009-02-05 00:56 | 展覧会