カテゴリ:デザイン( 12 )

 

Joseph Josephのキッチン道具 グリューセン閉店セール、BRANCHブランチ神戸学園都市

この写真はひっくり返ったヘルメットではなくて、Joseph Josephというイギリスのキッチン道具メーカーのボウルです。ヘルメットのつばに当たるところを持つと持ちやすく、水も切りやすい。機能性も備えている上に緩やかな曲線によるシェイプが美しいので、洗った野菜や果物を盛ってそのまま食卓に置 いてもいい。
昨年秋にできたショッピングセンター、BRANCHブランチ神戸学園都市の中にあるグリューセンという店で買いました。
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グリューセンにはJoseph Josephの製品がたくさん置いてあります。
グリューセン Joseph Joseph
カラフルで機能的にデザインされた製品をチェックできるのでプロダクトデザインを志している人にはおすすめです。金沢美大のプロダクトデザインなどでは入試でこのような日常で使用する道具類のプレゼンボード制作がよく出題されています。
ただ、何とこのお店、7月21日(月・祝)で早くも閉店してしまいます。

Joseph Josephの製品は値段が高いし、同じショッピングセンターに百円ショップもあるしできびしかったのかも。店の場所が入り口の前で、冬場は寒かったせいもあるかも。
売りつくし閉店セールも終盤だからあまり商品が残っていないかもしれませんが、BRANCHブランチ自体の内装デザインも大和ハウスが手掛けているせいか割とよい感じなので、プロダクトや環境デザイン志望者は覗いみては?。(n.m.)
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by matsuo-art | 2014-07-14 22:39 | デザイン  

プロダクトデザイナー佐藤オオキ氏「NHK プロフェッショナル仕事の流儀」

本日午後10時からの「NHK プロフェッショナル仕事の流儀」では、プロダクトデザイナーの佐藤オオキ氏が紹介されます。

「35歳のデザイナー・佐藤オオキさんが登場です。250ものプロジェクトを抱え、世界の一流ブランドからも依頼が舞い込む、その秘密を描きます。さらに番組後半、佐藤さんが挑む、ある“難しい挑戦”とは…、」(番組ウェブページより)

教室でも少し紹介しましたが、雑誌Penの11号はnendo(ネンド)特集でした。デザイン事務所「nendo」代表の佐藤氏は、現在最も注目されているデザイナーの一人です。(n.m.)

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by matsuo-art | 2013-11-25 12:41 | デザイン  

「LIFE 永井和正ポスター展」大阪難波dddギャラリー

大阪難波のdddギャラリーで「LIFE 永井和正ポスター展」(先月30日で終了)を見ました。
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永井一正氏と言えば昔は抽象的なデザインのポスターと言った印象でしたが、近年は手描きの動植物をモチーフにした「LIFE」シリーズの連作を手掛けています。実は私は、その先駆けとなったオオカミの図柄の、美術の教科書にも載っている「I'M HEAR」(1992年)は知っていたものの、「LIFE」シリーズは知らなかったのです。今回のこの展覧会のチラシで知り、永井氏が描く象や鹿の瞳にすっかり惚れ込んでしまいました。それで最終日になってしまいましたが、見に行ってきました。
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2007年や2010年の動物の顔シリーズ、2005年の動物の顔半分シリーズ、2011年の花の球根から象やサイが出てくるシリーズ、2009年の鳥と植物のシリーズ、2013年のふくろうと不思議な動物のシリーズ、それに1999年の鳥の卵シリーズや2001年のキノコの胞子シリーズ、2008年の樹木の断面(?)と花シリーズ、などなど、動植物をモチーフに絵を描くことが多い私に共鳴してくるものが多々ありました。
永井氏は今年で83才。デザイン界の重鎮でありながら、なおも瑞々しく魅力的なイメージを提示され続ける姿は尊敬に値します。
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人間から樹木が生えているシリーズは、すでに1996年に出されています。これは「LIFE TO SHARE」というタイトルだから地球視線で見る生命の循環を示しているのでしょう。この国では人は土葬しなくなっているので、そうした循環からはみ出てしまっているわけですが、この図像は人間主体でなく自然主体で見たときの本来のあり方を示唆してます。
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画廊はそんなに広くはないので3段掛けくらいでびっしり展示してあり美術館展示のような開放感はありませんでしたが、たくさんの種類の「LIFE」を、実物の大きなサイズで見ることができてよかったです。
ところで次回、このdddギャラリーでは「2013 ADC展」が開催されます(9月10日(火)〜10月25日(金))。当研究室生徒のO君が東京で見て感動したという「Graphic Design in Japan 2013展」のカタログに掲載されていた受賞作のイラストに、これまた私は一目惚れしてしまったのですが、そのデザイナーの方が「2013 ADC展」に会わせてキャラリートークに来られるというので、是非見に行こうと思っています。(n.m.)
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by matsuo-art | 2013-09-01 14:36 | デザイン  

オレンジストリート(立花通り)のゲイトリニューアル

以前このブログで紹介した大阪堀江、オレンジストリート(立花通り)のゲイトリニューアルが着工しています。
このゲイトは研究室出身で大阪教育大学 教養学科 美術コース4回生の寅屋美萌沙さんがデザインしたもの。堀江立花通ユニオン主宰のゲイトデザインコンペで金賞に輝きました。
看板部分がほぼ完成して、あとは脚の部分の塗装のみ。6月初頭に完成予定なのだそうです。

寅屋さんの友人が写してくれた写真です。
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オレンジストリート(立花通り)は、アメリカ村三角公園より一本南の筋を西へ徒歩3分、四ツ橋筋の西側になります。家具屋筋として幕末のころから存在した「家具のまち」でもありますが、今はカフェやブティック、雑貨、インポート家具、インテリアショップなど、おしゃれな店舗が通りの両側に並ぶ、大阪の「おしゃれ」を代表するストリートです。
今度、ミナミに行ったときは立ち寄ってみようと思います。
(n.m.)
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by matsuo-art | 2012-05-20 23:52 | デザイン  

堀江ゲイトのデザインコンペで金賞受賞

当研究室出身で大阪教育大学 教養学科 美術コース3回生の寅屋美萌沙さんが堀江ゲイトのデザインコンペで金賞に輝きました。

堀江立花通ユニオンが主宰したこのコンペは、堀江のメイン通り、orange street(オレンジ通り)の入口に位置するアーチのデザインを募集したものです。
全381作品の応募から昨年12月に15作品に絞られ、最終選考で寅屋さんが見事、金賞を獲得しました。

堀江ユニオンのブログでは、寅屋さんの写真も出ていますが、ここからリンクしている公式ページでは寅屋さんの作品だけでなく、応募全381作品と、絞り込まれた入賞作15作品も見る事ができるので、たくさんの募集作品の、数々の強敵の中から寅屋さんのデザインが選ばれた事がわかります。
オレンジ通りは家具•インテリアの街から栄えたファッショナブルなストリートで、Y.M.先生によると、心斎橋にもほど近いこのエリアには若い女性が好むような素敵なお店が多々あるとか。寅屋さんの清々しい感性と街のイメージがうまく合ったのだと思います。

今年の5月のGW頃までには実物のゲイトが4箇所に設置されるそうですから、設置されたあかつきには、またここで紹介したいと思います。(n.m.)
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by matsuo-art | 2012-03-13 15:27 | デザイン  

インダストリアル・デザイナー、柳宗理氏 死去

インダストリアル・デザイナーの柳宗理(やなぎ・そうり)氏がお亡くなりになりました。96歳でした。

このブログの最初の記事でも柳宗理氏特集の本を取り上げましたが、柳氏は日本のインダストリアル・デザイナーの草分けです。「バタフライスツール」をはじめとして、数多くの優れた工業製品や家具のデザインを残し、世界のデザイナーからも尊敬された存在です。
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かつては金沢美術工芸大学でも指導されていたとのことです。金沢美大のプロダクトデザインに進学した学生たちに聞くところによると、そこでは入学したばかりの1回生と上回生(確か3回生)がいきなりチームを組み1つの製品デザイン制作に挑むというように、実践的で効果的な教育が行われています。そのような教育理念も、柳宗理氏をはじめとする数々の教授陣たちによって築き上げられて来たものなのだと思いますし、その精神がまた学生たちに浸透して、未来へと受け継がれていくのだと思います。

ご冥福をお祈りします。(n.m.)
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by matsuo-art | 2011-12-26 12:56 | デザイン  

D&DEPARTMENT PROJECT

D&DEPARTMENT PROJECTは、ロングライフをコンセプトに「時代が変わっても変わらないデザインと暮らす」ことを提案するセレクトショップです。インテリア、家具、生活雑貨などの「長く使える良いもの」を販売しています。また、デザインリサイクルを押し進めたり、デザイン的観点による都道府県別トラベルガイドブックを作ったり、講演会などを催したりと、さまざまな活動を展開しています。

ナガオカケンメイ氏が2000年に立ち上げたというこのプロジェクト、実は私が知ったのはつい最近のことです。そのコンセプトは本当に”正しい”と思いますが、時代が追い風になっているとは言え、反消費生活的なこの活動が10年以上前から経済活動として存続し、さらに広がっていっているというのは頼もしいと思いました。

先日、その大阪店に行ってきました。心斎橋から歩いて15分ほど、店構えは一度通り過ぎてしまったほどにさりげなく存在しています。
店内の商品も飾り気のない棚に陳列されていて、例えれば地方の駅前の文房具店のような(もっと広いですが)、あるいは小中学校の理科準備室のような、どこか懐かしい雰囲気です。リサイクル品の家具や古本もあって、一見するとどこまで商品なのかわからない。昭和の香りのするロングライフデザインの生活用品も多く置いてあります。

その中で私が買ったのがこの「有田HOUEN 飯碗」。これは小泉誠氏のフォルムデザインと佐藤晃一氏のグラフィックデザインで400年の伝統の有田焼をモダンにしたお茶椀です。かたち、模様に一目惚れし、私の田舎が佐賀県ということもあり、出会いを感じて買ってしまいました。
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買った商品を入れてくれた紙袋は、よく見ると他店の紙袋にD&DEPARTMENTのテープを張ったリユースもの。賢いし徹底しています。
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家具は日本の老舗メーカーのカリモクがお薦めされています。少し高いけれど品質がしっかりしていて木の質感を生かした落ち着くデザインの家具を作っています(当研究室の狭い事務所にもカリモク製のものが1つあります)。日本のデザイン、地方のデザインにこだわっているのもD&DEPARTMENT PROJECTの特徴です。
3Fはレストランになっていて食事もできますので、近くに行った時は立ち寄ってみてください。(n.m.)
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by matsuo-art | 2011-09-28 11:20 | デザイン  

グッドデザイン賞の携帯電話

夏の講習会期間中にかつての教え子が2名塾に立ち寄って、近況を報告してくれました。

K君は東京造形大学のグラフィックデザインを卒業して数年東京のデザイン会社で働いたのち、今は実家の印刷会社の手伝いをしています。地域をまわって得た顧客の要望から展開した、蜂蜜ビンなどの特産品ラベルのデザインが好評を得ているとのこと。ゆくゆくは家を継いでの社長ですから、経営セミナーなどにも出席していると言っていました。

T君は愛知芸術大学デザインを卒業後、大手家電P社に就職、今は携帯電話のデザインにたずさわっています。学生時代には当研究室の講師として講習会を指導してもらったこともあります。最近デザインした2機種を見せてくれましたが、こちらはどちらもグッドデザイン賞を受賞したとのこと。とても薄いのが特徴のスタイリッシュなデザインです。
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赤いのが2009年、シルバー(外の青色が反射している)のが2010年のグッドデザイン。後者は今も販売されているそうです。
M先生がいろんな角度から写真を撮ってくれたので掲載します。
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その日2人と別れて帰宅の電車に乗ったM先生、向かい席に座ったサラリーマンを見ると、なんと手にしていたのがまさしくT君がデザインした携帯だった、というオマケ付きでした。(n.m.)
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by matsuo-art | 2011-08-29 14:45 | デザイン  

デザイン事務所 ツムラグラフィーク(Tsumura grafik)

少し前のことになりますが、大阪の画廊回りに行った折にツムラグラフィーク(Tsumura grafik) に寄ってきたので紹介します。ツムラグラフィークはデザイナー津村正二氏の事務所です。当研究室の年間パンフレットは創設以来ずっとツムラグラフィークにお願いしています。現在の場所に引っ越してから初めて寄らせてもらいましたが、靭公園に隣接したビルの4階にあって、窓から公園に茂る緑が見下ろせる気持ちの良いところでした。

一口にビジュアルデザインと言っても様々な仕事があるわけですが、津村氏は美術関係の図録やポスターを多く手がけています。
これはその一つ、2007年に京都国立美術館で開催された狩野永徳展の図録。永徳の今に残る作品を網羅した充実の展覧会でしたが、それをまとめた貴重で分厚い一冊です。
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こちらの美術家の松井智恵さんと評論家の中村敬治さんによる美しい本(DVD付)も、津村氏のデザインです。
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たくさん手がけた展覧会のポスター、その一部も見せてもらいました。当研究室の教室にもいつも開催中の展覧会チラシが置いてありますが、かつて置いてあったあのチラシやこのチラシも実は津村氏がデザインしていた、と知りました。
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こちらも津村氏のデザイン。相国寺承天閣美術館で開催中の浮世絵展です。
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他にも津村氏は関西の情報誌「ミーツ・リージョナル(Meets Regional)」の表紙とレイアウト(一部)も手がけています。「ずっとやっていますよ」と聞いたので家にある古いMeetsを探し出してみてみたら、確かにデザイン津村正二、と書いてあります。
こちらは今、書店で並んでいる津村氏アートディレクションのMeets別冊「神戸本」です(三宮地下の本屋で買ったら表紙と同じイラストのトートバックがもらえた)。
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私も知らない津村氏デザインのものが、他にもいろいろありそうです。(n.m.)
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by matsuo-art | 2011-08-04 23:07 | デザイン  

キャノン総合デザインセンターのIさん

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今日は研究室の卒業生、Iさんが立ち寄ってくれました。彼女は京都市立芸術大学のプロダクトデザインを卒業してキャノンに入社、本社総合デザインセンターでカメラ部門のデザインに携わっていいます。就職活動時のことや近況など、話を聴かせてもらいました。

デザイン科学生の就活は、私が学生だった時代でも4回生前の春休みに企業研修へ行くなどして、3回生の終わりにはすでに始まっているという感じでした。Iさんが内定をもらったのは4回生の5月初旬頃と言っていましたが、それまでにすでに数社から不採用となっていたそうですから、就活も根気が必要です。

京都芸大のデザイン科は、入学して半年が総合基礎、デザイン基礎が1年間、2回生後期の制作展を経てプロダクト、環境、ビジュアルの専門に分かれるのは実質3回生からと、入学時から専門に分かれている他の芸大に比べるとかなり出遅れてしまいます。例えばプロダクトデザインで入学し、1回生からいきなり上回生とチームを組んで実際的なデザインを学ぶ金沢美術工芸大と比べれば、その差は歴然です。

ただ、それでもこのような大手企業から求人が来るのは、他の国公立大や難関私立大同様、京芸の利点です。必要な実技能力の基本は大学入学時にすでに付いていますし、専門以外のことをやっていることで培われる新鮮な発想とか、企業にとっても何か求める能力が京芸生にもあるのでしょう。

しかし、実際に就職できるかどうかは本人次第、Iさんは難しい就職試験を段階を踏んで最後の実技試験まで行き(新しいプリンターのデザインという課題だったそうです)、見事合格したわけです。

もともと高校時代から写真に興味を持っていて、自分で撮った写真をホームページに載せていたIさん、最終的にそうした経験がカメラ部門のデザイナーとしての採用につながったということです。6月25日の教室通信にも書きましたが、やはり、いろいろ興味を持って行動していると、将来の糧になりますね。

ただ、Iさんが愛用していたカメラはキャノンではなくニコンだったので採用試験の面接でもそのことを正直に述べたそうです。問題なく採用されてますから企業にとってそんなことは関係ないのでしょうが、今日もIさん愛用のニコン一眼レフ銀塩カメラで我々の記念写真を撮ってくれました。

Iさんが京芸に入学した年は他にも3名、この研究室から京芸デザイン科へ合格しましたが、それぞれ任天堂、アシックス、コイズミ照明に就職、元気にがんばっているようです。

ところで冒頭の写真は私が愛用しているキャノンのデジカメIXY Digital 10です。少し前の機種ですが、曲線を使ったデザインの多いデジカメの中、シンプルな矩形にまとめられたデザインが気に入っていて、Iさんに見せると、「これ、いいですよね、」と好きなデザインだと言ってくれました。(n.m.)
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by matsuo-art | 2010-08-14 23:37 | デザイン