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2008年 12月 18日 ( 1 )

 

イエスの「アメリカ」を探して

イエスはイギリスのロックグループ。初期の演奏で、サイモンとガーファンクルの1968年の名曲「アメリカ」をカバーしたものがある。それを急に聴きたくなった。昔から好きな演奏だったが、レコードは持っていなかった。アメリカ探しの旅について歌った曲で、アメリカン・ニュー・シネマのような歌詞だ。

ツタヤに行くと「アメリカ」が収録されたイエスのベスト集があったので早速借りてみた。しかしそこに入っていたのはシングル用のバージョンで、前半と中盤がカットされた短縮版だった。完全版がよけいに聴きたくなる(あとで分かったが短縮版が4分06秒 、完全版が10分33秒。6分27秒もカットされている)。しかし「アメリカ」はもともと正規のアルバムには収録されていなかった作品で、当時どのように発表していたのか思い出せないし、今現在、どのCDに収録されているのかも知らない。

調べてみると、どうやら2003年に米ライノ監修によりデジタルリマスターされた「こわれもの」(1972年)のボーナストラックとして入っているようだ。だが三ノ宮のツタヤで探せど見あたらない。
Yes「こわれもの」
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それで半額クーポンがある機会に学園都市のツタヤに行ってみた。
ありました、デジタルリマスターの「こわれもの」。そそくさと手にとってクーポンといっしょにカウンターに差し出すと、店員さんがクーポンをじっと見つめている。そして、「これ、明日からのクーポンです・・・・・。」
私はレンタルするのは半額の時だけ、と決めているので、一日おあずけとなった。

イエスがカバーした「アメリカ」はサイモンとガーファンクルの原曲とは全く違う印象の大胆なアレンジがほどこされ、後のシンフォニックなサウンドへと変貌するイエスとくらべると素朴な印象であるものの、それゆえのストレートで心地の良いバンドミュージックが味わえる演奏です。プログレッシブ・ロックの雄へ登り詰める途上にある若者たちの、力強く伸びやかな音が楽しめます。

ちなみに私がイエスのアルバムの中で一番好きなのは1974年発表の「リレイヤー」ですが、このアルバムは音の過飽和状態が過激なまでに追求された通好みの作品で、あまり一般的ではありません。初めてイエスを聴く人にはやはり「危機」(1972)をお薦めします。(n.m.)

by matsuo-art | 2008-12-18 22:23 | 音楽