ミュシャ展、草間彌生「わが永遠の魂」展 新国立美術館

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新国立美術館のミュシャ展と草間彌生展に行ってきました。
どちらも人気の展覧会でそれなりに混んでいる様子でしたが、まずはミュシャ展の方から行くことにしました。

会場に入ると「スラヴ叙事詩」の巨大絵画が待ち受けています。6メートル×8メートル規模の絵画に四方を囲まれるわけですから、まずスケールの大きさに圧倒されます。
故郷とスラヴ民族の歴史から着想を得たこれらの作品は、写実性がありながらどこかファンタジックで幻想的な絵になっています。
巨大な画面の中で人物の顔や布の皺、草花や装飾品などがいたるところで丁寧に描き込まれており、ミュシャはかなり几帳面な人だったのだろうな~と感じました。
撮影OKのコーナーがありましたので紹介します。

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部分です。

進んでいくとリトグラフのポスターが並んでいます。
ミュシャを人気の作家に押し上げたこれらの作品は、美しい女性や花や星、キラキラの装飾品などが繊細な線で緻密に描かれており、現代でもとても人気があります。
人物や花は描写の線より太い輪郭線で囲まれています。これによって見せたい部分をより強調し、デザインされた枠の部分と距離感を生む訳ですが、髪の隙間や、重なり合った葉の隙間など輪郭線に囲まれて出来た「間」がとても絶妙で「オシャレだな~」と感心してしまいました。



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そして次は草間彌生展へ向かいます。
まず入ると奥行きのある広い部屋に「我が永遠の魂」シリーズがビッシリと並んでいます。
強い色彩と激しいインパクトで部屋に入った瞬間思わず「ウワッ」と声を上げてしまいました。
使われている色や図像(水玉や網、目など)は共通していながらも、1枚1枚独立した別の作品でもあるし、巨大な1枚の絵画のようにも感じられます。
「描いてる時は私命がけなのよ」とドキュメンタリー番組で仰っていましたが、命がけ×130枚はものすごいパワーを発していました。

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奥の部屋に進むと過去作品が展示してあります。
インフィニティ・ネットや黄樹、かぼちゃなど人気作品が注目を集めていました。
[無限の鏡の間]は通る人が皆周りを見渡しながら一種のアトラクションのような感覚で作品を楽しんでいました。


出口付近にはすごい人だかりが…
2つの展覧会どちらとも物販の行列がかなり長く伸びていました。
特に草間彌生展の方はグッズ展開がかなり豊富で「ポップでかわいい水玉模様」マーケティングの強さを感じました…!
(s.t)



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by matsuo-art | 2017-04-28 18:17 | 美術  

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