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「天満天神 繁昌亭」と「大阪天満宮」

「天満天神 繁昌亭」は落語専門の定席(毎日公演している小屋)です。そこへ落語を見に行ってきました。
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私が行ったのは落語とマジックの他に、落語解説、お囃子の紹介もあるというJAF企画の朝席です。
メインで解説してくださった桂三風さんは、さすが芸人さんという風情で声に張りがあり、芸も達者で、落語もたいへん面白かった。生で落語を見ること自体が初めてだったのですが、新年から多いに笑わせていただきました。

関東と上方では落語の発祥が違ってスタイルがちがうことも教わりましたし、普段は演奏しているところが見られないお囃子も舞台上で見ることができました。太鼓や笛は落語家さん自らが演奏しますが、三味線は専門の方がいます。その三味線はなんと150万円程もするそうな。
目の前で演奏してもらった音はとても良かったので、普段の寄席では演奏の様子が隠れて見えないのがもったいない気もします。

2007年の朝ドラ「ちりとてちん」の終盤、渡瀬恒彦演じる徒然亭草若が病床の中で落語を演じた小屋が、実はこの繁昌亭だったとのこと。2006年にここができるまでは、ドラマのストーリーと同じように60年間、上方落語の常打ち小屋は無かったと言うことです。
今回は古典落語が演目になかったので、また機会があれば古典落語を聴いてみたいと思いました。
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落語を見終わった後は、隣の大阪天満宮にお参りに行きました。学問の神、菅原道真が祀られている”天満(てんま)の天神さん”に皆の合格祈願をしてきました。(n.m.)

by matsuo-art | 2014-01-06 22:35 | その他  

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