FIFAワールドカップ記念切手
日本代表、見事に初戦のカメルーンに勝利しました! 監督の新しいフォーメーション、スタメン、交代枠の使い方、すべてうまく働きましたね。岡田監督はずっと理想に向かって模索しデータを集めてきましたが、ぎりぎりの最後には現実主義に切り返してきました。そういったところでは思い切った判断をする人ではないかと思います。明日のオランダ戦、もちろん勝ちにいく布陣でしょうが、やみくもに攻撃に人数をかけられる訳でもない、負けたとしても最小得失点差に押さえたい、ドローになれば御の字、身体を痛めていた今野、俊輔、森本も含め選手の調子も上がってきているようですし、どのような布陣で挑むのか、見所です。ところでこの写真は、先日、夏期講習のチラシを送付したときに使った切手シート「FIFAワールドカップ・ヒストリカル・ポスター、ジュール・リメ・カップ記念切手」です。
2種類のトロフィーと、過去大会のポスターがデザインされています。これを見て思い出したのが、私が小さい頃、家にあったオリンピックに関するグラフ誌。そこに過去のオリンピックポスターの写真がずらっと載っていて、好きでよく眺めていました。中でも昔のポスターの方が、図像といい、色合いといい、味わいがあって好きでした。近年になるほど洗練されてくるのですが何だかあっさりと薄っぺらな感じがして、昔のは野暮ったいのだろうけれど、力強くて良かった。
忘れられたようなデザインにも良いところがある。そういうものもたくさん見ていると、きっと将来の蓄えになります。
上手くて洗練されていればすべてよし、というわけでもないのはサッカーも同じ。強いチームが必ずしも勝つとは限らないのも、サッカーが人生に例えられる所以です。明日の日本代表に期待しましょう。(n.m.)
by matsuo-art | 2010-06-18 12:09