人気ブログランキング |

ワールドカップ開幕、そして明日、日本代表初戦

日本代表の調子が上がらない中で、いつになく気持ちが盛り下がったまま始まったワールドカップですが、初戦の南アフリカ対メキシコ戦は、見応えのある面白い試合でした。
最終的に1対1で引き分けたけれど、両チームともに決定機が何度かあり、やはり最高の舞台で繰り広げられる熱戦には引きつけられます。途中から思わず南アフリカを応援していました。
韓国もいい試合をしたみたいですし、アルゼンチン、イングランドと強豪国が出てくると、さすがに盛り上がります。

NHKでは「日本サッカーの50年」のドキュメンタリーを放映していました。ドーハの悲劇や日韓W杯決勝トーナメントの対トルコ戦、ドイツW杯対オーストラリア戦で負けた悔しい気持ちを思い起こします。
一方で、中山雅史の決して諦めない熱い闘志、川口能活の神懸かり的な好セーブ、当てられても当てられても倒れない中田英寿の強い身体のドリブル、鈴木隆行がその長身を伸ばしきってつま先でボールを突いた渾身の日韓W杯ベルギー戦初ゴール、などなど、数々の私たちを熱くさせてくれたプレーを思い出します。

そしてあの、ジョホールバルの歓喜。

日本サッカーが初のワールドカップ出場を決めたあの試合、イランに1点をリードされても、延長戦で中田英寿が何度もFW岡野雅行にパスを出し、岡野が何度も決定機を外しても、それでも、私はあの時日本が負けるとはみじんも思わなかった。
試合を行っていた選手たちの証言でもその気持ちが同じであったことがわかるし、おそらくあの時応援していた日本人は、誰もがそう思っていたのではないか? それは本当に不思議な感覚で、試合をする選手たちと、あのチームを応援する日本人の気持ちが一体化した、あれは本当にまれな瞬間だったのではなかったか。

3度ほど決定機を外した岡野にじれたのか、ならば自分が決めるとでも言わんばかりに、中田英寿がするするとドリブルで正面突破し出した瞬間、あの瞬間はちょうど黒沢明監督の映画「用心棒」のラスト、仲代達矢との決戦でするすると前に動き出した三船敏郎を観るように、高揚する瞬間でした。
中田が放ったシュートはキーパーにはじかれたものの、そこに走り込んだ岡野がゴールへ押し込んだのです。

明日の日本代表初戦、ここまできたら、思い切って変更するだろう布陣に、とにかく期待するしかありません。運良く初戦で一勝できれば、またあの一体感が戻ってくるに違いないでしょう。
私の願いは、とにかく枠に入るシュートをたくさん放ってくれること、です。シュートが枠に何度か入りさえすれば、今回のぶれやすいボールのこと、何が起こるかわからないからです。(n.m.)

by matsuo-art | 2010-06-13 21:11 | その他  

<< FIFAワールドカップ記念切手 6月20日日曜日!!! >>