和歌山県立美術館「自宅から美術館へ 田中恒子コレクション展」

最終日になってしまいましたが、和歌山県立美術館「自宅から美術館へ 田中恒子コレクション展」へ行ってきました。

会場入り口。正面には藤浩志「やせ犬」を従えた奈良美智「どんまいQちゃん」↓
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住居学を専門として大阪教育大学で教鞭をとってきた田中恒子氏が「現代美術と一緒に暮らす」という住まい方の実践を伴って集めた1000点を超えるコレクション。その中から奈良美智、村上隆、名和晃平、今村源、椿昇、石原友明、藤本由紀夫、児玉靖枝、小泉雅代、赤瀬川原平、ヤノベケンジ、野村仁、彦坂尚嘉、藤浩志、堀香子、やなぎみわ、森村泰昌、宮島達男、などなど、128作家の作品237件、計640点を展示するという稀な企画の展覧会です。

「一緒に暮らす」という発想からでしょう、大きな作品はあまりなくて”愛すべき小品たち”といった風情のものたちがたくさん並んでいるのですが、それぞれが作品としての魅力を主張して存在していました。場所が遠いので行こうか行くまいか迷いましたが、行ってよかったと思いました。なかなか見応えがあって、楽しめる展覧会でした。

田中恒子コレクションの村上隆「Mr.DOB」と、常設のフランク・ステラ↓
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会場に着くと学芸員の方のミュージアムトークが行われている最中で、そのあとには田中恒子氏ご本人のトークも始まりました。私は家族といっしょだったこともあり全部じっくりと聴く事はできませんでしたが、出品作家の方もひとりおられて解説してくださり、「いくらで買っていただいた」というような裏話も聞けました。

ミュージアムショップ前のバリー・フラナガンのウサギ↓
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会場で神戸芸術工科大学のM先生ともお会いしました。M先生は市博物館で南方熊楠展があるということでそちらにも行かれました。私は夏に熊楠記念館に行ったこともあって今回はパスしましたが、普段から画廊の展覧会などもお忙しい中逃さずに回っておられるM先生、さすがに精力的に動いておられると思った次第です。(n.m.)
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by matsuo-art | 2009-11-08 23:30 | 展覧会  

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