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京都市立芸術大学オープンキャンパス 2019.8.4

8月4日(日)に京都市立芸術大学のオープンキャンパスへ行ってきました。

今回は講師のM先生と訪れ、最初にM先生はデザイン科3専攻合同説会へ、私は工芸科3専攻合同説明会に参加。そのあと全体説明会と教員対象説明会に参加してきました。


全体説明会の講堂では、昨年、当研究室から独立し、京都で六角舎アートスクールを立ち上げたO先生とも合流し、教員説明会終了後は3人で各科の部屋や展示を見て回りました。

大学会館の学生展示などに当研究室卒業生の作品をいろいろ見つけました。また、ひさびさの知り合いの方にも会ってお話をすることもできました。


帰ってから、アトリエ棟1階ギャラリーでの「総合基礎実技」資料展示を見るのを忘れたことに気付きました。当研究室から今年度入学した1回生の作品もあったかもしれないので残念。(n.m.)

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# by matsuo-art | 2019-08-09 16:07 | その他  

「抽象世界」展と「ジャコメッティと I」展 国立国際美術館

「抽象世界」展とコレクション特集展示「ジャコメッティと I」展を開催している国立国際美術館へ行ってきました。当日が夜も開館している金曜だと気付き画廊回りをした後の夕方から入館したのですが、夜間割引があるとは知りませんでした。得した気分です。

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「抽象世界」展は、大きな物語としてミニマリズムへと帰結した1950~60年代の抽象を離れて近年注目されている抽象作品を取り上げたもの、と理解して見に行きましたが、選ばれた作家はそのフォーマリズムの時代を生きた1923年生まれのエルズワース・ケリーから1975年生まれの比較的若い作家まで、幅広い世代に渡っています。エルズワース・ケリーの作品は切れ味のよいハード エッジでカッコよかったですが、昔の作品がきれいに残っているな、と思っていたら、後で調べると2010( 87才頃!)の作品でした。なるほど。

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そのハードエッジよりも私が興味深く鑑賞したのは、モーリス・ルイスのヴェール絵画と元永定正氏のエナメル抽象絵画にラメや紐などをまぶしたようなジョン・アムレー ダー(1948年生まれ)の作品ですが、こうした”しみ”や”にじみ”や”ポアリング”の方により惹きつけられる理由は何だろう、などとあらためて考えながら上階の「ジャコメッティと I」展へ行くと、 元永定正氏の作品も展示されていました。残念ながらモーリス・ルイスの展示はありませんでしたが。


ジャコメッティのブロンズ彫刻「 ヤナイハラ I」の収蔵を記念して企画構成された「ジャコメッティと I」展、ドローイングや手紙、モデルの矢内原氏が撮った写真のスライド上映など資料価値もあり全体として見応えありましたが、やはり中心はジャコメッティの彫刻と絵画。この2点には求心力があって、たまたま他のお客さんも部屋にいなかったので間近まで寄り、特に彫刻は横から見たり、少し下から見たり(もちろん後ろ手を組んで触る意志がないことを示しながら)いろんな方向からじっくりと見させてもらいました。


彫刻の量感を棒状の極限まで削ぎ落としたジャコメッティですが、「 ヤナイハラ I」頭部のまぶたの厚みや眼球のくぼみなどを見ていると写実的であるとさえ言えます。ただ、ジャコメッティと矢内原氏が写った写真を見ていると、その肉感は矢内原氏よりもジャコメッティ本人のものであるように思えました。

会場を出ようとした直前にこの部屋のみ撮影OKであることに気付き、また戻って撮影しました。

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ところでこの期間、美術館が発行する「国立国際美術館ニュース(月報)」の過去在庫分全てを無料配布しています。すでに持っているのもあっただろうけど確認するすべもないので、置いてあるものすべてをせっせせっせと集めて、大変分厚く重くなりましたが、持って帰りました。(n.m.)

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# by matsuo-art | 2019-07-16 01:27 | 展覧会  

アゲハチョウの羽化 2019 その1

スダチの鉢植えにアゲハチョウの幼虫が見つかったのは5月 初旬。以前にもこの鉢植えにアゲハの幼虫が住み着いたことがありこのブログにも書いたが、その時は葉っぱを全部食べられて枝だけの丸裸になった。スダチにとっては苦難だが、それを乗り越えて今年はたくさんの葉が付いていた矢先のこと。でもまあ仕方ない、アゲハチョウに葉っぱをあげることにした。

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アゲハチョウはスダチなどの柑橘類に卵を産む。キアゲハはセリ科の植物、モンシロチョウはキャベツ、というように食べ物を決めて棲み分けているのは自然界の面白いところ。以前にはパセリにキアゲハの幼虫が住み着いたこともある。

卵からかえった幼虫は5齢まで脱皮しながら成長し蛹になる。1~4齢までは鳥の糞に擬態しているが、5齢になると一転して緑色のイモ虫に変わる。 5/27(月)には5齢の緑色の幼虫が7、8匹いて、4齢までの小さな糞状の幼虫も7、8匹いた。2回に分けて卵を産みつけられたようだ。

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緑のイモ虫になった5齢の幼虫と、糞状の3齢か4齢の幼虫。
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5齢に脱皮したての幼虫が、自分の抜け殻を食べているところ。

5/28(火)には1匹が場所を移動して前蛹化しているのを確認。コゲ茶色に塗装された金属部分に陣取り、翌日にはコゲ茶色に擬態した蛹へと変わった。蛹はその場所に合わせて色を変える。かつては陣取った葦簀に合わせて茶色の縞模様になっていたこともあったので驚きである。

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前蛹化の幼虫。まるまって動かなくなる。
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次の日には蛹化。周囲の色に合わせて茶色に擬態。

ところが蛹化したその1匹以外の幼虫が見当たらなくなった。緑にまるまる太ったのがあと6、7匹いたはず。2匹ほど移動している最中なのを目撃したのでどこかで蛹化しているのかと探したが見つからない。おそらく鳥にでも食べられてしまったのだろう。自然界では一般的なことなので仕方ないが、こちらとしてはスダチの葉っぱをたくさん提供しているのだから蝶にまで成長してもらわないと困る。そこで残りの幼虫を保護してプラ ケース等で飼うことにした。

6/4(火)には室内のプラケースに7匹の幼虫(うち1匹はフン状)を保護。しかし第3弾の産み付けがなされたようで、スダチの鉢植えに小さめなイモ虫たちがまだ7匹もいた。これでは葉っぱが足りない!ということで、妻の実家にあるスダチの木から葉っぱを持ち帰って供給することにした(最終的に3回ほど取りに行った)。

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プラケースに移動して保護。たくさん食べてたくさんフンをする。


6/9(日)の昼前には茶色蛹の頭部分が透き通っていたのでもうすぐ羽化か、と思いながら夜に帰宅して確認するとすでに羽化済み。もぬけの殻になっていた。しかしそのとき近くの手摺り下側に、緑色の蛹があることを発見。今まで全く気がつかなかった。

6/11(火)午前10時半頃、その蛹が羽化してるところに遭遇。11時過ぎに飛び立ちました。実はこの蛹、第2弾の幼虫のうち1匹が行方不明で保護できてなかったので、その幼虫が蛹になったものかと思っていたが、蛹化時期から茶色蛹と同じ第1弾の仲間だったことが判明しました。

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室外の2匹が羽化したので、残りは室内で保護した13匹となりました(n.m.)


# by matsuo-art | 2019-06-19 15:25 | 自然  

謹賀新年 2019

新年明けましておめでとうございます。
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# by matsuo-art | 2019-01-01 10:00 | その他  

卒業生のお仕事2 はらだ有彩さん「日本のヤバい女の子」

当研究室出身で、京都市立芸術大学 美術学科・油画専攻・壁画ゼミ卒業の はらだ有彩さんは、テキスタイルデザイナー、エッセイスト、イラストレーターとして活動しています。今年6月に「日本のヤバい女の子」というエッセイ本を出版しました。
この本は、はらださんがウェブマガジン「アパートメント」に掲載したエッセイを加筆してまとめたもので、イラストも本人が描いています。あとがきなどの一部に漫画形式のページもあります。
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古今東西の昔話や童話には不条理な内容が多いものです。例えば赤ずきんの話では、何の落ち度もない可愛い少女がオオカミに食べられてしまう。小説家の坂口安吾はそうした唐突に突き放されるような不条理を文学のふるさとと名付け、不条理ゆえのリアリティとして文学の基底に位置付けました。

はらだ有彩さんは、これと全く違う視点で昔話や童話の不条理を取り上げています。彼女が取り上げるのは、日本の昔話などに出てくる女の子たち。不条理でヤバい存在として語られる彼女たちも、もともとは生身の女の子だったはず、という考えから、彼女たちの行動をいわば現代の環境に連れ出し、ヤバい行動の理由をはらださんの想像力で丁寧に解きほぐします。彼女たちに寄り添い、彼女たちの生きづらさに共感し、励まします。

「ヤバい」というタイトルからエキセントリックな女の子たちをあぶり出しているのかと思いきやその逆で、エキセントリックな女の子たちに、大丈夫だよ、と応援を送っているエッセイです。特に女性から共感をもって読まれているようですが、男性の私が読んでも面白い本でした。

それにしても当研究室に通っている時はこんなにもの事にこだわって文章を書く人とは思いませんでした。取り上げられるお話は、誰もが知ってるお話もあれば初めて知るお話もあって、そんな不条理な、という不思議な話をはらださんの現代語訳あらすじで読めるのもお得です。(n.m.)
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# by matsuo-art | 2018-10-06 14:53 |  

松谷陽子展

この度、京都の寺院、法然院・講堂で個展を開くことになりました。
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草をテーマとした水墨画、20数点をを展示します。
優しくたおやかに生えている草ではなく、荒々しく、狂ったように伸び、広がり、茂り、覆い尽くす、草の強さに着目しました。
群像的な表現や力強く伸びる様子を、あまり作り込みをせず、筆の動きに任せるように描いています。
また、草の持つ途方もない力を、ある象徴的なモチーフに託しています。
それがこの展示の、草たちのラスボスです。

法然院・講堂はお寺の敷地内にある小さなお堂で、展示や発表のためにお寺が用意して下さったスペースです。
木と白壁で作られた木造のお堂は山を背負って静かに佇んでいます。
今回の作品は自身の作品のもつ色々な特質のうち、エグみのある部分が前に出たように思います。
それも、お寺の、深い緑に囲まれた空間で、浄化されることを期待しています。
周辺には銀閣寺や哲学の道、真如堂など、心惹かれるスポットもたくさんあります。
ぜひ会場に足をお運びいただいて、ご覧いただければ幸いです。

『松谷陽子展』
会期、9月25日(火)〜30日(日)
時間、10時〜17時(山門は16時に閉まります、閉門後は通用道をご利用下さい)
会場、法然院 講堂
〒606-8422京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30

交通のご案内
阪急四条河原町駅より 市バス32 系統銀閣寺前行 南田町下車 徒歩5 分
JR京都駅・京阪三条駅より 市バス5系統岩倉行 浄土寺下車 徒歩10 分
京阪出町柳駅より 市バス17、203 系統銀閣寺行き、錦林車庫行 浄土寺下車 徒歩10 分

(y.m.)

# by matsuo-art | 2018-09-14 00:03 | 展覧会  

京都市立芸術大学オープンキャンパス 2018

85日(日)に京都市立芸術大学のオープンキャンパスへ行ってきました。昨年はスタッフ2名に行ってもらって私は行かなかったので、2年ぶりです。全体説明会、教員対象説明会、構想設計説明会に参加しました。

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前回はデザイン科の説明会に参加したのですが、各専攻別説明会は同時刻に行われるので、一日中居れば3つの専攻をハシゴできるものの、他にも寄るべき所がたくさんあるので、実際のところ複数専攻の説明会に参加するのはなかなか困難。今年は構想設計に的を絞りましたが、分かりやすい説明で良かったです。


何が一番良かったかと言うと、4人の学生さんが自身の作品や活動をプレゼンしてくれたこと。描画を短編アニメーションに起こした作品やバンド活動している自身のミュージックビデオを作った作品など、映像、音響、PC、インスタレーション等、マルチメディアを使って研究、表現する構想設計の活動を具体的に示してくれました。私がこの大学に在籍してた頃とは随分印象が変わった感じで、時代に合わせて学生さんたちが自由にこの専攻の可能性を広げて行っているように思いました。


説明会が始まる前に学生スタッフさん4人が皆スマホをいじっていたので、保護者受け悪いんじゃないの?と心配しましたが、皆さん、スマホ使ってプレゼンする準備をしてたんですね。邪推して失礼しました。


教員対象説明会では、おもに今年の入試問題を例にとって、アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)がいかに入試問題や採点基準に反映されているかを説明していただきました。特に"自ら課題を見い出し、解決しようとする意欲を持っている学生"を多様な視点から採りたい、という大学側の強い気持ちを感じるお話もあり、いろいろ意見交換も出来て有意義な時間が持てました。


当研究室出身の学生も、オープンキャンパススタッフとして働いていたりライブペインティングをしていたりで、ワークショップのスタッフとして仕事中で話しかけられなかった学生も含め6名に会えましたし、大学会館ホールなどで確認できただけでも5名の作品展示を見ることができました。大学に入ってそれぞれ活動している様子をうかがい知ることが出来てうれしく思いました。また、見学に来ていた3名の塾生にも会えました。(n.m.)


# by matsuo-art | 2018-08-08 23:26 | その他